手のしびれ・腕の痛み
- 急に指先がしびれてきた
- 腕に重たい痛みを感じる
- 首が上を向くと手・腕に痛みを感じる
- 細かい作業がしづらくなった
- 肩から腕がだるく感じる
手のしびれ・腕の痛みは主に首や肩、腕で神経が圧迫されておこることが多いです。
主に頸椎ヘルニア、胸郭出口症候群、腕・肩の筋肉による神経の締め付けなどが原因としてあげられます。
その中でも多く見られるのが胸郭出口症候群です。
胸郭出口症候群とは?
胸郭出口症候群とは首から出て腕・手に向かう神経が首や胸の部分で締め付けられて神経がしびれたり、痛んでしまいます。
主な症状として、手先のや手の甲のしびれ・腕の痛み・重だるい感じ・手の冷感などがあります。
胸郭出口症候群の特徴として歯医者さんなどで首を上に向いた状態が続くと、手に痛みが強くでます。
また、電球を変える、高い所のものを取る、カーテンの取り付けなど上を向いた状態で手を挙げるなどの動作ではっきりと痛みが出て、首・手の位置を下すと楽になる場合は胸郭出口症候群の可能性が高いです。
手のしびれ・胸郭出口症候群の原因は?
首から腕に向かう神経の通るところを【胸郭出口】といい神経の通るスペースが狭くなっています。もとから狭いところで筋肉が張ってきたり、凝り固まってくることで神経を圧迫し、手・指先のしびれや腕の重たい痛みを出します。
胸郭出口(神経の通り道で狭くなるポイント)は主に3つあります。
斜角筋症候群
首の背骨(頸椎)から第一肋骨につながる筋肉で前斜角筋と中斜角筋いう筋肉の隙間(斜角筋隙)を手に向かう神経の束(腕神経叢)が通っています。
前斜角筋と中斜角筋が緊張してつっぱることで、この隙間が狭くなってしまうことで、間を通っている腕神経叢が強く圧迫されることでしびれや痛みといった症状が出てしまいます。
首を上に向く姿勢や腕を高く上げる姿勢で強く腕に痛みが発生すると斜角筋症候群が考えられます。
肋鎖症候群
斜角筋隙を通過した神経はそのまま鎖骨の下をくぐる形で、鎖骨と第一肋骨の間を抜けていきます。(肋鎖間隙)
巻き肩や、なで肩で鎖骨や肩甲骨が下に下がってしまうと肋骨と鎖骨の間が狭くなってしまいここでも腕神経叢が圧迫されて手のしびれや腕の痛みの症状がでてしまいます。
パソコン作業などを何時間も行っている時に痛みがでやすいです。
過外転症候群
肋鎖間隙を通った神経は次に小胸筋という胸のインナーマッスルの下を通過していきます。
そこでも小胸筋と肋骨で小胸筋下間隙という狭いスペースを神経が通過するので、小胸筋が緊張してしまうことで神経痛が発生いたします。
おもに腕を外に開く動作や、下に落ちたものを拾う動作や、腕を高く上げる動作(つり革を握っている)などで痛みが発生したら過外転症候群の可能性があります。
ハンズ鍼灸接骨院・江南院式施術方法!
当院では痛み、しびれが胸郭出口症候群・頸椎ヘルニア・頚椎症・など痛みの元凶となる部位を確定させるため、しっかり時間を取ってお話を聞かせていただきます。
その後に胸郭出口症候群と判断した場合は主に肩甲骨・鎖骨・頸椎など前斜角筋・中斜角筋・小胸筋などの筋肉の緊張や動き、骨の歪みをしっかりチェックして動きが悪いところや歪みをしっかり整えて根本施術を行います。
しかし、あまりに神経痛が痛く腕や肩が全く動かせないような状態ならまずはハイボルテージという電気治療や鍼灸を用いて強い痛みを抑えます。
その後に無理なくやさしい施術で、痛みの元である筋肉の緊張や骨の歪みを改善していきます。
腕がすごくだるい、重たく痛い、手先がしびれたり冷えたり感じる方は
江南市 ハンズ鍼灸接骨院までご相談ください。