シンスプリント(過労性脛部痛)

  • すねの内側後面下1/3がズキズキと痛い。
  • 走っている際に下肢に痛みがある。
  • ジャンプやダッシュをする頻度が高い成長期の方。
  • 早くスポーツに復帰したい。
  • いろんな接骨院や整体に行ってもいまいち回復しない。

シンスプリントとは?

シンスプリントはすねの周りにある骨膜が炎症を起こすスポーツ障害です。運動時や運動後にすね内側の中央から下1/3にかけて痛みが生じます。

ジャンプやダッシュ動作が多い中・長距離ランナーやサッカー、バスケットボールなどのスポーツで多くみられ、特にシーズン初めや新人選手が急激にハードなトレーニングを始めた際に発生しやすくなります。

走る距離や負担を減らすと痛みは引くことありますが、練習を再開するとまた痛みを繰り返すケースも多いといまれています。ひどくなると安静時にも痛みが出るようになるので、原因となる要因を取り除くことが大切です。

シンスプリントの原因


シンスプリントの発生については主に下肢(膝から下足にかけて)にかかるストレスが原因とされています。

オーバートレーニングや負担のかかりやすいランニングフォーム、下肢の筋力低下やその筋肉の柔軟性の低下などの要因が挙げられます。

シンスプリントの他にもスポーツ外傷としてすね内側が痛い怪我の1つに疲労骨折があります。痛む箇所もよく似ていますが、治療方法が異なるので正確な判断が求められます。

シンスプリントの場合は40%は両足の脛に症状が出るのが特徴です。疲労骨折の場合は片方のみが発症するケースがほとんどです。ただし、こうした症状だけで自己判断するのは危険です。気になる症状があれば、整形外科でMRIによる画像診断を受けることをオススメします。

 

シンスプリントの施術

接骨院のシンスプリントの治療では主に運動療法(主に下肢のストレッチ)や物理療法(ハイボルテージ治療などの電気での治療)を行っていきます。

自宅でケアを行う場合

 

自宅でのケアはなんと言っても好きな時間、好きなタイミングで気軽にできることがメリットです。ストレッチを行うことですね周囲の柔軟性が保たれるため、負担が軽減させることができます。そのため新しい筋膜に炎症が生じるリスクを下げることができます。

しかし、痛みを感じられている方の筋膜にはすでに筋膜の炎症が起こっているため、誤ったストレッチをおこなってしまうと炎症が悪化してしまう可能性があります。

すでに痛みが出ている方は炎症が悪化する前に専門家に相談して適切な治療を行うようにしましょう。

 


整形外科で治療を行う場合

 

すねに痛みが出ている方で、現在患部で何が起きているのかを画像を使って知りたい大事な試合が近いため一時的に痛みを緩和したい方の場合は病院での診断を受ける必要があります。

痛み止めによる一時的な徐痛と保存療法による患部への負担軽減ですね周囲に生じた炎症が自然に治るのを待つというのが病院で主に提供されるシンスプリントに対するアプローチになります。

痛み止めは目先の痛みを緩和する点においてとても効果的です。しかし炎症がなくなるわけでは無いこと。また、足裏に柔軟性が足りていないなど筋膜に炎症が生じてしまった元々の原因がなくなるわけでは無いため、同じ生活をしていると再発が起こりやすいという点には注意が必要です。

 


接骨院・整体院で治療を行う場合

 

すねの痛みがあることで日常生活を送る上で不便を感じている方にとってオススメなのが接骨院での施術です。病院での痛み止めによる保存療法では、利用頻度によって効果が薄くなっていくことなどが考えられます。この状態だと日常的な悩みの改善には最適ではありません。

接骨院での施術では電気治療(物理療法)を利用することで炎症の早期回復を促すことができます。また、すね周囲柔軟性を確保するためのマッサージや歩き方や姿勢など骨格・骨盤へのアプローチを行うことも接骨院の施術の特徴です。

接骨院で治療を行う際の注意として治療の内容や利用している電療機器などが接骨院によってバラバラであることが挙げられます。すね周囲の治療を行う場合どの接骨院に通うのか?が大事になります。

 


ハンズ鍼灸接骨院が行うシンスプリントに対する治療

 

マッサージ施術(筋肉調整)

 

すね周囲やふくらはぎの筋緊張や筋肉の疲労感をマッサージ施術で取り除き筋肉をほぐしていきます。

また運動に伴い関連しているお尻や腰、太ももの筋肉のケアも欠かせません

競技に復帰できるように、患部を中心に全体のコンディションを整えます。

 


電気療法(ハイボルテージ施術)

当院ではマッサージ施術と合わせて、痛みや炎症を抑え早期回復を促す電気を施行します。

マイクロカレントという周波数の電気をかけることで治癒力を高め、痛みを抑え状態の改善を促します。


固定施術(テーピング等)

すね周囲やふくらはぎの保護を目的に行います。

基本的には保存療法で安静にしていただくのが良いのですが、スポーツの試合など運動時の痛みを抑えることで競技でのパフォーマンスアップやコンディションを整える目的があります。


 

自宅ではすね周囲のストレッチを行なっていただきたいです。

すね周囲のストレッチが分からない場合は、ハンズ鍼灸接骨院公式インスタグラムを参考にしてみてください。

https://www.instagram.com/p/ClkbyIISv2B/?igshid=YmMyMTA2M2Y=

シンスプリント、足の痛み、スポーツでの怪我、スポーツコンディショニングは江南市のハンズ鍼灸接骨院へご相談ください。

 

 

執筆者:ハンズ鍼灸接骨院 江南院 院長 栗本浩輝
柔道整復師・鍼灸あん摩・マッサージ師

ハンズ鍼灸接骨院 院長 栗本浩輝

資格取得後、接骨院でのあらゆる経験・実績を積み、ハンズ鍼灸接骨院の院長に。その後も様々な勉強会や資格を取得し、患者様に寄り添い、お身体だけでなく心も元気になっていただくことを信条に、最適な施術を行っています。

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