整体院でジャンパー膝は治せるの?
2024年07月9日
皆さんこんにちは ハンズ鍼灸接骨院江南院です。
今回はスポーツ障害で良く知られているジャンパー膝について説明していきます。
ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)は、膝蓋靭帯に過度の負担がかかり、炎症や損傷を引き起こすスポーツ障害です。
この障害のメカニズムを説明していきます。
膝蓋靭帯の役割
膝蓋靭帯は、膝蓋骨(膝の前面の骨)と脛骨(すねの骨)を結びつける靭帯で、膝関節の安定性と動きに重要な役割を果たします。膝蓋靭帯は、大腿四頭筋(太ももの前面の筋肉)が収縮するときに力を伝え、膝を伸ばす動作を助けます。
原因は?
1. 過度の使用
ジャンパー膝は、特にジャンプやランニングなどの反復的な動作によって引き起こされます。これらの動作では、膝蓋靭帯に繰り返し大きな力がかかります。ジャンプの着地や急激な方向転換などの際に、靭帯に強い張力がかかり、微小な損傷が蓄積されます。
2. 細かい損傷と炎症
繰り返される過度の負荷により、膝蓋靭帯のコラーゲン繊維に微小な断裂が生じます。これにより、炎症が発生し、痛みや腫れを引き起こします。慢性的な炎症が続くと、靭帯の繊維組織が変性し、柔軟性や強度が低下します。
3. 筋力と柔軟性のアンバランス
膝蓋靭帯に負担がかかる原因の一つに、周囲の筋肉のアンバランスがあります。特に、大腿四頭筋やハムストリングス、ふくらはぎの筋肉が過度に緊張したり、逆に弱かったりすることで、膝関節に不均等な力がかかります。これにより、膝蓋靭帯へのストレスが増大します。
4. 悪いフォームや姿勢
不適切な運動フォームや姿勢も、ジャンパー膝の原因となります。例えば、ジャンプの着地時に膝が内側に入る(膝が内側に倒れる)動作や、足首や股関節の柔軟性不足が、膝蓋靭帯に過度のストレスを与えます。
症状
ジャンパー膝の主な症状は、膝蓋骨の下部、または膝蓋靭帯の付着部に痛みが生じることです。痛みは活動中や後に増強し、進行すると安静時にも痛むことがあります。
整体院での治療
筋肉と関節の調整
整体師は、膝周りの筋肉や関節のバランスを整えることで、膝への負担を軽減します。特に、大腿四頭筋やハムストリングス、股関節の柔軟性とバランスを改善することで、膝の負担を減らすことができます。
筋膜リリースとマッサージ
膝周りの筋膜や筋肉をほぐし、血行を促進することで、痛みの軽減と回復を促します。これにより、炎症の軽減や筋肉の柔軟性の向上が期待できます。
姿勢と動作の改善指導
ジャンパー膝は、繰り返しの動作や不適切な姿勢が原因であることが多いです。整体師は、正しい姿勢や運動方法を指導し、再発防止を図ります。
テーピングとサポート
接骨院では、テーピングやサポーターを用いて、膝蓋靭帯の負担を軽減する方法を提供します。これにより、運動中の痛みを緩和し、再発防止を図ります。
物理療法
電気療法や超音波療法などの物理療法を用いて、炎症を抑え、痛みを軽減する治療が行われます。これにより、回復を促進します。
ストレッチと筋力強化
膝周りの筋肉をストレッチし、筋力を強化することで、膝の安定性を向上させます。特に、股関節や大腿四頭筋の筋力を高めることで、膝への負担を減らします。
ジャンパー膝は、膝蓋靭帯に過度の負担がかかることで生じるスポーツ障害です。反復的なジャンプやランニングなどにより靭帯に微小な損傷が蓄積し、炎症や痛みが発生します。適切な予防策と管理を行うことで、発症リスクを低減し、症状の悪化を防ぐことができます
何か分からないことがございましたら、江南市のハンズ鍼灸接骨院へお気軽にお問合せください。
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