足関節捻挫後の炎症はなぜ起こるのか?

2025年04月1日

皆さんこんにちは ハンズ鍼灸接骨院江南院の藤本です。本日は引き続き足関節捻挫についてお話していきます。足関節捻挫は足がボンボンに腫れる事があります。その腫れのことを腫脹や炎症というのですがなぜ起こるのでしょうか?

足関節捻挫をした際に炎症が起こるのは、私たちの体が外からのダメージに対して自然に反応しているためです。この反応は、炎症反応と呼ばれ、身体を守るための重要な防御機構の一つです。

炎症反応が起きるメカニズム

  1. 損傷の発生:

    • 足首を捻挫すると、関節を支えている靭帯が伸ばされたり、切れたりします。
    • この損傷によって、血管が破れて出血し、周辺の組織が損傷を受けます。
  2. 炎症メディエーターの放出:

    • 損傷した細胞から、ヒスタミン、プロスタグランジンなどの炎症メディエーターと呼ばれる物質が放出されます。
    • これらの物質は、血管を拡張させ、血管壁の透過性を高める働きがあります。
  3. 血管の変化:

    • 炎症メディエーターによって、損傷部位の血管が拡張し、血液の流れが速くなります。
    • 血管壁の透過性が高まることで、血漿成分や白血球が血管外に漏れ出し、損傷部位に集まります。
  4. 白血球の働き:

    • 損傷部位に集まった白血球は、細菌や異物を貪食したり、炎症メディエーターを産生したりして、損傷部位の修復を促します。
    • 一方で、これらの物質は痛みや熱感などの炎症反応を引き起こす原因にもなります。
  5. 修復過程:

    • 炎症反応によって、損傷部位の掃除が行われ、新しい組織が作られていきます。
    • これが治癒のプロセスです。

炎症反応がもたらす症状

  • 痛み: 炎症メディエーターが神経を刺激し、痛みを感じます。
  • 腫れ: 血管が拡張し、血管壁の透過性が高まることで、組織液が溜まり腫れます。
  • 熱感: 炎症によって、損傷部位の温度が上がります。
  • 赤み: 血管が拡張し、血液が充満するため、損傷部位が赤くなります。

まとめ

足関節捻挫の際に起こる炎症は、身体が損傷を修復するための自然な反応です。痛みや腫れなど、不快な症状を伴いますが、これらの症状は治癒過程で必ず起こるものです。

ただし、炎症が長引くと、組織の修復が遅れたり、関節が硬くなったりする可能性があります。

もし、足関節捻挫をした場合は、早期に医療機関を受診し、適切な処置を受けることが大切です。

RICE処置: Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の頭文字を取ったもので、捻挫初期の応急処置として有効です。

注意事項

  • この情報は一般的な情報であり、個人の症状や状態によっては異なる場合があります。
  • 症状が続く場合は、必ず医師にご相談ください。

 

捻挫に関して場所にもよりますが、他に鑑別する疾患などもありますので、症状が気になる場合は是非一度来院ください。スポーツ外傷への知識を持った柔道整復師や鍼灸師のスタッフが診察や分かりやすい説明させていただきます。

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